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Ship 26 NYC - Workshop - Building full stack AI application with Vercel and AWS

再生時間

33分 34秒

Vercel Servicesでフルスタック開発を加速!AI、AWS連携、Devbox活用法

ポイント

  • Vercel Servicesの登場により、Vercelはフロントエンドに加えてバックエンドやAI連携も統合したフルスタック開発プラットフォームへと進化しました。
  • 本サービスは、単一デプロイや強化されたローカル開発体験を提供し、AWSとの強固な連携で開発速度とグローバルな信頼性を両立します。
  • Vercel DevboxやAI Gatewayなどの関連プロダクトを活用することで、現代の複雑なアプリケーション開発を効率化し、運用を最適化できるでしょう。

導入: Vercelの進化とフルスタック開発の新時代

Vercelはこれまで、フロントエンドのクラウドとして広く認知されてきました。しかし、近年ではPythonアプリケーションのデプロイにも対応するなど、その機能は大きく進化しています。そしてこの度、「Vercel Services」が正式にローンチされ、フロントエンドとバックエンドを含む複雑なフルスタックアプリケーションのデプロイが、Vercel上で可能となりました。

本記事では、このVercel Servicesがもたらす開発体験の変革について詳しく解説します。AWSとの強固な連携、Vercel DevboxやVercel AI Gatewayといった関連プロダクトの活用法、そしてフルスタックワークショップの概要を通じて、Vercelが提供する次世代の統合開発環境をご紹介します。

Vercel Servicesで実現するフルスタック開発

Vercel Servicesは、フロントエンドとバックエンドの両方を持つ複雑なアプリケーションのデプロイを可能にする新機能です。これにより、単一のプロジェクト内で複数のマイクロサービスをPython、JavaScript、その他のVercelがサポートする様々な言語やフレームワークで構築し、デプロイできるようになります。

Vercel Servicesの主なメリット

Vercel Servicesは、フルスタックアプリケーション開発において以下の主要なメリットを提供します。

  • 単一の(アトミックな)デプロイメント: アプリケーション全体が単一の単位としてデプロイされるため、ロールバックが必要な場合でも、過去の任意のデプロイ時点へ簡単かつ確実に状態を戻すことができます。
  • ローカル開発体験の強化: vercel dev コマンドを使用すると、ローカル環境でフロントエンドとバックエンドの両方を同時に起動し、シームレスな開発が可能です。これにより、素早いイテレーションと効率的なデバッグが実現します。
  • 統合されたUI: ログやデプロイ状況を確認するためのユーザーインターフェース(UI)が一元化され、フルスタックアプリケーションの運用と管理が最適化されています。

これらの機能により、開発者は複雑なフルスタックアプリケーションをVercelの洗練された開発者体験の中で構築し、運用できるようになります。

VercelとAWSの強固な連携

Vercelは長年にわたりAWS(Amazon Web Services)のパートナーであり、Vercel自身もAWS上に構築されています。実際、Vercelは内部で30以上のAWSサービスを利用しており、これはVercelがAWSのコンピテンシーを複数保持している理由でもあります。

AWSが提供するグローバルなスケール、高いレジリエンス(回復力)、エンタープライズグレードのセキュリティ、そして揺るぎない信頼性は、Vercelのサービス基盤を支えています。VercelとAWSを組み合わせることで、開発者は「速度」と「スケール」のいずれかを選択する必要がなくなり、両方の最高の恩恵を享受することができます。この連携により、開発者はアイデアを迅速に具現化し、同時に大規模かつ堅牢なアプリケーションを構築することが可能になります。

フルスタック開発を支えるVercelの関連プロダクト

Vercelは、フルスタック開発をさらに効率化するための複数のプロダクトを提供しています。

Vercel Devbox

Vercel Devboxは、Vercel Sandboxをベースにした一時的な開発環境です。全員が同じスタート地点で開発を開始できるように、Vercel AI GatewayのAPIキーがあらかじめ組み込まれています。これはVercelが開発したオープンソースツールであり、開発者の利便性を高めることを目的としています。

Vercel AI Gateway

Vercel AI Gatewayは、大規模言語モデル(LLM)を利用するための重要なコンポーネントです。Amazon Bedrockのような様々なLLMコレクションへのアクセスを可能にし、Python SDKを通じてアプリケーションとLLMを簡単に接続できます。これにより、最新のAI機能をアプリケーションに組み込むことが容易になります。

Vercel Marketplace

Vercel Marketplaceは、Vercelアカウントを通じて様々な統合サービスを利用できる場所です。エンタープライズユーザー向けには、Vercel V0(AI Gateway)をはじめとするVercelの主要製品がAWS Marketplace経由でも提供されており、調達プロセスを簡素化できます。

実践!フルスタックワークショップの概要と準備

動画では、Vercelのフルスタック開発を体験するワークショップが実施されました。ここでは、そのワークショップの主な前提条件とステップを抜粋してご紹介します。

前提条件

ワークショップに参加するには、以下の準備が必要です。

  • Vercelアカウント: Vercelアカウントをお持ちでない場合は、数秒でサインアップが完了しますので、事前に作成してください。
  • Vercel CLIのインストール: ターミナルで以下のコマンドを実行し、Vercel CLIをインストールします。

npm install vercel@latest ```

ワークショップのステップ(抜粋)

  1. Devbox CLIのインストール: まず、以下のコマンドでDevbox CLIをグローバルにインストールします。

npm install -g @devboxhq/cli 2. **Vercel CLIでのログイン**: Vercel CLIにログインしていることを確認します。まだログインしていない場合は、`vercel login`コマンドを実行し、OAuthフローを完了してください。これは、サンドボックスをプロビジョニングするために必要です。 3. **リモートVMへの接続(Devbox SSH)**: Devbox SSHコマンドを使用して、リモートの仮想マシン(VM)に接続します。この際、AI Gatewayトークンも引数として渡します。ワークショップでは一時的な共有トークンが使用されます。 bash devbox ssh --ai-gateway-token <YOUR_TOKEN> このコマンドを実行すると、数秒でサンドボックスがプロビジョニングされ、必要な開発依存関係(Git CLI、GitHub CLIなど)がインストールされます。サンドボックスに接続されると、ターミナルに空のプロンプトが表示されます。 4. **UV(Pythonパッケージマネージャー)のインストール**: サンドボックス内で、PythonパッケージマネージャーであるUVをインストールします。ワークショップではPythonがバックエンドに使用されるため、パッケージ管理が必要です。 bash uv install ``` インストール後、UVが正しくインストールされたかを確認できます。

これらのステップを通じて、Vercelが提供する統合された開発環境でフルスタックアプリケーションを構築する準備が整います。

まとめ

Vercel Servicesの登場により、Vercelはフロントエンドクラウドの枠を超え、バックエンドやAI連携も含む真のフルスタック開発プラットフォームへと進化しました。AWSとの強固な連携により、開発速度とグローバルなスケール、高い信頼性を両立できることは、現代のアプリケーション開発において非常に強力なアドバンテージとなります。

Vercel DevboxやAI Gatewayといった関連プロダクトは、開発者が直面する複雑さを軽減し、より効率的かつ革新的な開発を可能にします。Vercelが提供するシームレスな開発者体験は、今後も私たちのアプリケーション構築の方法を大きく変えていくことでしょう。

参考動画